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人工授精の日々

2005/09/05 09:45

不妊治療体験記 -Step5-

「フーナーテストで生きた精子が見つからなかった→人工授精」

ということで、タイミング治療はすっ飛ばして人工授精からの治療がスタートしました。
あ、「人工授精する・しない」は、ちゃんと夫婦間で考えて結論が出てからです。
いきなり、「じゃあ今日しましょう」って言われることはありませんヨ。我が家は速攻でしたケド

治療は1周期ごとに毎月チャレンジすることができます。
スーさんの1周期の治療スケジュールはだいたい下記の通りでした。

生理5日目: 卵子をたくさん作るための薬スタート(5日間)
生理13日目: 排卵直前に卵の大きさや数をチェック
生理14日目: 排卵誘発剤の注射(排卵を薬でコントロールして妊娠率を高める)
生理15日目: 人工授精実施(精子は専用カップに入れて持参)
生理15日以降: 子宮内膜の成長を助け高温期を維持するための薬スタート(10日間)
生理16日目: 卵がすべて排卵したかどうかチェック(残っていた場合は注射で再排卵)
生理29日: 妊娠判定(生理が来るか来ないかで自己判定)

通院するのは生理13~16日目の4日間だけなので、仕事との両立もできました。
極端な話、朝精子を持って病院に行って人工授精を受け、その足で職場へ、といった具合です。
(フレックスだったので職場に迷惑をかけたり知られたりすることもなく、助かりました)

薬で卵巣等を刺激するので、お腹が張ったり、子宮内膜が薄くなるといった
副作用が出ることもあるそうなのですが、幸いスーさんは皆無でした。
人工授精自体、痛みもなくあっという間に終わります。
排卵誘発剤の筋肉注射が痛かったくらいカナ。


そして期待すべき1回目の人工授精は・・・

スーさん33歳の誕生日でしたが、朝トイレにいって赤いヤツを見て、
あっけなく撃沈しました。
ま、まだ始めたばかりだし、さほど落ち込みはしなかったと思います。

ただ人工授精は、回数が少ないほど妊娠成功率が高く、
回を重ねるにつれて妊娠率が下がることが知られています。
目安としては6~7回で、それでも妊娠できなかった場合は、
次のステップ(体外授精)を勧められます。

落ち込みはしなかったものの、確実にカウントダウンされている気がしたのは事実です。
貯金もカウントダウンだわ・・・*参考:治療費は約2万円/1周期かかりました


そして、その後の結果ですが--

2回目で見事妊娠!・・・するも、子宮外妊娠という結果に(詳しくはコチラ

その後、約1年かけて全6回やりましたが妊娠には至りませんでした。


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不妊治療体験記  | コメント : 3

アラ探しの旅

2005/09/05 09:42

不妊治療体験記 -Step4-

初診以降、実施した不妊検査は次の通り。

~高温期~
 ・黄体機能検査(超音波による子宮内膜検査・E2とPのホルモン検査)
  簡単に言うと、受精卵が無事着床し育つ子宮環境かどうかの検査

~低温期~
 ・子宮卵管造影検査
  卵子の通り道(卵管)が詰まっていないか、子宮の形はどうなっているかを、膣から造影剤を注入して調べる
 ・ホルモン(LH・FSH・E2・TRHテスト)検査
  生理不順や不妊の原因部位を調べるための血液検査

~排卵期~
 ・フーナーテスト
  夫婦生活の後、子宮内に生きた精子がいるかどうかを調べる。タイミング指導と一緒に実施。


ざっとこんな感じでした。
なーんか難しそうな感じもしますが、看護士さんに言われるがままに受けていたスーさんです。

わからなくても大丈夫、大丈夫(笑)

痛いことで知られる「子宮卵管造影検査」ですが、痛み止めの座薬を入れてからだったので、
ガマンできないほどではありませんでした。検査も5分程度で終了。

ただスーさんの場合、前々日に会社の健康診断でバリウムを飲んでいたため、
レントゲンがうまく映らず・・・
何とか診断はできましたが、ご注意くださいね(めったにないと思いますが)


さてさていろいろやったアラ探しの検査ですが、アラは意外なところで見つかりました。
最後の最後にやったフーナーテストで、それは判明しました。

なんと、生きた精子がほとんど見られない・・・
えっ!?そんなバナナ・・・

あ、ちなみにフーナーテストやタイミングでは、「今日夫婦生活持ってくださいね」と、サラッと言われます。
あんまり普通ゴトのように言うので、恥ずかしいとか屈辱的とかは感じませんでしたよー


夫婦どちらにも悪いところが見つからなくても、こういうことってあるんですね。
原因は不明なのですが、「頸管粘液と精子の相性が悪い」ということのようです。
うーん、私たち夫婦、恋愛運も結婚運も「an・an」の占いによると
「最高」のハズだったんだけどなぁ・・・

結果--

私たちの治療方法は決まりました。
自然に妊娠することはまず無理。

頸管を通らずに精子を子宮(卵子)に送り届けるには、

人工授精(AIH・エイアイエイッチ)

これしかありません。

人工授精:膣から管を通して直接子宮に精子を注入、それ以降は自然妊娠と同じ経過(受精→着床→妊娠)をたどる。妊娠成功率は10~20%程度。

でも他に悪いところがないんなら、案外すぐ妊娠できるんじゃない?
アラから希望が見えてきた瞬間でもありました。


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不妊治療体験記  | コメント : 0

初めての不妊検査

2005/09/05 09:31

不妊治療体験記 -Step3-

そのクリニックはとても混んでいました。

産婦人科にありがちな妊婦さんはほとんど見かけず、
ご夫婦でいらっしゃっている方、私と同年代と思われる女性・・・
見かけはみな健康そうで、病院という感じはまるでしません。

ちょっとフシギな感じ。

問診票を記入して待つこと・・・えーと3時間くらい?
名前を呼ばれたとき、ワタシ爆睡してますた

夫婦でまず診察室へ。
先生からテキストをベースに、検査や治療について簡単に説明を受け、
今日できる検査(下記)を受けることになりました。

~スーさん(妻)の検査~
 ・経膣超音波検査
 ・子宮膣部細胞診
 ・頸管クラミジア抗原検査
 ・免疫検査(抗精子抗体)

~ダンナしゃん(夫)の検査~
 ・精液検査(個室で自分で採取)

ダンナしゃんはこれで全検査終了です。
妻側は今後も、低音期・排卵期・高温期に渡って来院し、引き続き検査があります。
(ということで、これから基礎体温をつけながら来院することになります)

ドキドキの診察台(経膣超音波検査)も、乗ったら勝手に足の部分が動いて、
恥ずかしいとか感じるヒマもなく終わってました。
カーテンで仕切られていて、お互い顔が見えないようになってるしね。
(正直、コレがいやで病院ためらってた部分もアリ)

ダンナしゃんの検査結果はその日のうちに出ました。
「異常なし」でした。ヨカッター!


「不妊治療(検査)ってどんなことするんだろう?」
「不妊治療始めようかどうしようか悩んでます」

という言葉をよく耳にしますが、不妊治療の第一ステップは、
最初に先生からも言われましたが、「アラ探し」なのだそうです。

不妊の原因(アラ)をつきとめてから、それに合った治療をしていく--
だから、いきなり体外授精をするなんてことはないし、
アラ探しと考えれば、治療を始めようかどうしようかと悩む必要もない。
悩むのは、本格的に治療方針が決まってからのコト。

なーんだ、そうだったのか・・・

とはいいつつも、来る前は何をされるか不安で
「まだ体外授精とかは考えていないけど、悪いとろこがないか検査だけしてほしい」
とか、先生に言う言葉を色々考えていたのですが、まったくの取り越し苦労でした。

あと、この後の検査内容を見ていただいてもわかるのですが、
いわゆる「ブライダルチェック(検査)」とは似て非なるものでした。
(スーさんが受けた検査は、不妊検査としてはだいたいオーソドックスなものです)


そうそう、最後にビックリ会計が待ってました。
二人分で11,000円くらい。なんとか足りました
不妊治療の多くは保険適用外なのです。
それでもここの病院はまだ良心的な方なんじゃないかな・・・


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不妊専門の病院探し

2005/09/05 09:28

不妊治療体験記 -Step2-

フツーの産婦人科に行って大失敗したスーさんでしたが(詳しくはstep1)、
その後、ダンナしゃんがいろいろと調べてくれました。

まず、病院に行く前に、「不妊治療」に関しての情報収集。
これは1冊本を買いました。

『夫婦で読む不妊治療の実際』
(松本和紀著・海苑社)


これで、不妊の原因とその治療法、具体的な治療の進め方、といった
不妊治療の基礎的な部分を知ることができました。

読んでみて初めてわかったのですが、
「健康な男女が結婚して2年たっても子供ができない」=「不妊症」

当時結婚7年目の私たち夫婦は、病院に行く前からすでに
「あなたたちは不妊症ですよ」と宣告されていることに気がつきました。

「そうか、私たちは不妊症だったんだ・・・」

そして、不妊治療をしたうち約9割は妊娠に至るという事実も知りました。
「まさか私たちは残りの1割じゃないよな・・・」と一瞬頭をよぎりましたが、
9割というのは、とても希望が持てる数字ではないか。

いまさらながら、なんて無知だったのだろう・・・

さらにダンナしゃんは、いつの間にかネットで不妊専門の病院を探していました。
そこは偶然にも、家から30分以内の近距離。
しかも、県内ではとても有名&実績のある専門病院でした(詳しくはコチラ)。
(今のところ、病院探しの一番有効な手段はやはりネットのようです)

本によれば、病院に行くタイミングは、生理中をのぞけばいつでもいいらしい。
基礎体温表もなければないでOKとのこと。

この時点では、まだあくまでも自然妊娠を期待していましたが、
2年はおろか、7年たっても子供ができないんじゃ、
この先、何もしなくて妊娠できるかどうか・・・。

最後にスーさんの背中を押してくれたのは、ダンナしゃんでした。
「今度の土曜日、行くからね」

こうして2003年1月のとある土曜日、私たち夫婦は不妊治療専門病院の門をたたいたのでした。


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